無料お絵描きソフト FireAlpaca[ファイア アルパカ]での文字のふちどり方法(テキスト入力の場合)
こんにちは!凜です!
今日はわたしも愛用しておりますフリーのお絵描きソフト、FireAlpaca(ファイア アルパカ)のお話です。
こちら、最初に言ってしまいますと、本っ当に高性能です。
無料で使えるお絵描きソフトでは最強クラスだと思います。
少し検索すれば公式さんで説明してくださっている使い方ガイドも出てくるのですが、わたしが困ったもの、少し調べるだけではわかりにくかったツールの使用方法を画像と一緒に紹介していけたらなと思います。
わたしが最初に出会った壁は、LINEスタンプの作成にもかかせない
文字のふちどり方 です。
おそらく、誰でもフォントを使って文字を入れるところまでは簡単にできると思うんです。
しかし入れた文字を編集しようとすると・・・
「あれ・・・?なにも編集できないぞ・・・?」
となる方もいるかもしれません(わたしはなりました)
ですのでこれからFireAlpacaをつかってみようかな!とか使い始めたけど同じところで躓いた!という方のためにやりかたの説明をしていきたいと思います。
FireAlpacaでの文字のふちどり方法
最初にちょっと言いますと、おそらく有料ソフトでしたら簡単にできることかと思いますが、実はそもそもFireAlpacaに「ふちどり」というツールはありません。
え?じゃあこの記事なんなの?ってなりますよね。
大丈夫です。「ふちどり」はありませんが「まるでふちどったように見せる方法」があります。
ただ優秀とは言えやはりフリーソフト。手順は少し多いです。
順番にご説明していきましょう。
まず、はキャンパスを作成し、「T」の文字のようなマークからテキスト(文字)を入力します。
ここでは「坂本さん」と入力してみました。
すると「坂本さん」という新しいレイヤーができあがりました。
よーしこれをふちどりすればいいんだな?と思うところなんですけど、
おや・・・なにやらそれっぽいことが出来そうなところが反転してしまっていじれなくなっています。なんでじゃ。
実は FireAlpacaではテキストレイヤーは基本的に編集ができなくなっています。
そこでまず今入力したテキストを編集できるようにするには「ラスタライズ」という機能を使います。
これをクリックしてみますと・・・
ラスタライズオプションという小さい窓が開きます。
これはそのまま特にいじらずに「OK」を押します。すると
このように最初につくったキャンパスとは別に新しくもう一つ「坂本さん」というテキストが入ったキャンパスができます。
なんとこのラスタライズして複製されたキャンパスのほうならいくらでも編集ができるのです。
文字だけであればこのままこっちを編集すればよいのですが、最初のキャンパスにイラストを描いていて、そのイラストに文字を入れたい場合などはまたここでワンクッション作業が入ります。
新しく複製されたほうのテキストが入っているレイヤーをコピーして・・・
元の最初からあるキャンバスをクリックしてから貼り付けます。
コピーされてレイヤーがふえました。
「複製されたキャンバスから編集できるレイヤーをコピーしてきた」っていう状態です。
コピーしたほうが元々ある「坂本さんレイヤー」の下にくるように配置してください。
そしてコピーした方のレイヤーを選択した状態で「レイヤーを元に作成/不透明度」
というコマンドをクリックします。
するとこのように坂本さんの文字の周りが選択されたような状態になります。
そのまま「拡張」というコマンドをクリックします。
すると「拡張」に対するオプションが開きます。
ここでどれくらいふちどるかを入力できます。
この例では3pixcelにしてみました。
「角をまるめる」にチェックを入れると端が少し丸くなります。テキストのフォントに合わせて入れたり外したりしてください。
そして「OK」をおします。
すると坂本さんの文字のまわりが3pixcel分大きくなって点線で囲まれます。
点線で囲まれた状態のままでふちどりの色を選んでおきます。
この例では黒にしておきました。
その状態でレイヤーから「塗りつぶし」をクリックします。
すると!このように点線で囲まれた部分が黒く塗りつぶされてふちどったのと同じ状態に見えるようになります。
実はこれ、実際にはふちどっているわけではなくて、最初の「坂本さんレイヤー」の下に文字の形そのまま3pixcel分大きくした真っ黒な文字のレイヤーを重ねた状態になっているんです。
ちょっと見づらいですが、レイヤー部分をみていただけるとコピーしたテキストレイヤーの文字が真っ黒になっているのがわかるかと思います。
なにもないところをクリックするか、「解除」をクリックしてできあがりです。
このように実際にはふちどってはいないけれど、ふちどったかのように見せることができます。
ちなみにこれを移動したりいたいときには「坂本さんレイヤー」と「コピーしてきたレイヤー」が別々に動いてしまいますので「結合」して1つにまとめましょう。
今回はテキストで文字を入力する場合の手順をまとめさせていただきましたが、手書きの文字の場合ならちょっとだけ手順が減ります。それはそれでまた別でまとめたいと思います。
ザーっと流れをみるとやはり有料ソフトに比べると手順が多く、不便に感じるかもしれませんが、覚えて慣れてしまえばパパっとできるようになりますよ。
それに有料ソフトでもSAI等ですとお絵描きに特化している分、そもそもそれだけで文字をいれることができず、別のソフトで開き直す手間がありますのでそれを考えると無料ソフトでこれ1つで文字まで入れられるのはやはり大きなメリットかと思います。
良いですよー FireAlpaca!わたしはすきです。
特にお絵描きソフトを所持していない方でLINEスタンプを作ってみたいなと考えていらっしゃる方にはオススメです。
LINEスタンプ作成用途に力をいれているようで、スタンプを作るのに必要な機能は一通りそろっていて、シンプルで動作も軽いです。
フリーソフトにありがちな広告も立ち上げた時に1回でるだけです。潔いです。
アニメーションスタンプ用のFireAlpacaもありますのでそちらについても追々書いていきたいです。
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